介護職の寮付き求人によく見られるメリットとデメリット

人は誰でも年齢を重ねていきます。年を重ねていくことで得る物はたくさんありますが、失う物もあります。その失ったものをサポートしてあげるお仕事が介護職です。サポートと一言に言ってもたくさんあり、誰もができることではありません。そんな大変で大切なお仕事の良い点や悪い点を職員の視点から検証していきます。寮完備の施設も多いので、寮での生活も合わせて見ていきましょう。

寮完備の介護職のメリット

寮完備の介護職の最大のメリットと言えるのが、やはり金銭面だと思います。とても大変で大切な仕事にも関わらず、残念ながらお給料は飛びぬけて高いとは言えません。なので、寮が完備されていると寮費や光熱費は無料もしくは格安で抑えることができるということはとても魅力的ですよね。実家暮らしの方ならあまり変わらないかもしれませんが、賃貸マンションやアパートを借りることを考えるとかなりお得です。

また、施設などには多くの介護を必要としている方々がいらっしゃいます。その多くの方たちのお世話を事細かくしていかなければならず、少し不注意があると怪我をさせてしまう危険性のあるお仕事です。大変なお仕事を完璧に近い形でしていくためには、他の職員との連携が最も重要なものとなってきます。そんな時に同じ寮で、他の職員の方たちと生活し、コミュニケーションをとって親交を深めていくのも、上手く連携をとっていくためには有効なのではないでしょうか。緊急事態の時にもすぐに駆けつけることができる点も安心ですよね。

だいたい社員寮は施設内にあるか、施設の近くにあることが多いです。昼夜問わずに続く介護職ですので、通勤にも交通機関がない時間帯だったりすると不便になります。通勤時間や方法を考えなくても済むのもメリットだと思います。通勤・退勤時間を省くことができるという点は、自分の時間を有効活用していくことにも繋がりますし、時にはゆっくりと自分の部屋で疲れを癒し、明日の仕事への活力ともなっていきます。

デメリットとなる注意点

デメリットとともなってしまう点もいくつかあります。当然のことだとは思いますが、その施設を辞めたら退去しなければならないのもデメリットかもしれません。寮付き求人でなかったら、転職や職場が変わるぐらいでは引っ越しはしなくても良いのですが、この場合に置いては引越しまでが決定してしまうのです。退職をする際は、あらかじめ他の寮付き施設に移れるように用意しておくか、賃貸物件を借りておくか、一時的に実家や友達の家でお世話になりましょう。

引っ越し費用も考えておかなければいけないのも少し面倒ですね。寮に住んでいると、そのもろもろが面倒になってなかなか辞めづらくなるのかもしれません。また、上ではメリットとされていたものが、考え方によってはデメリットとなってしまうこともあります。例えば、職員とのコミュニケーションがとれるという点も、人によっては仕事とプライベートを完全に分けたいと言う方もいるので、煩わしく感じることもないと言い切れません。

緊急時にすぐに駆けつけることができるという面においても、大したことがない場合でも寮が近いと呼び出しやすいので、お休みの日であっても簡単に呼び出されてしまします。本当の緊急時の時でしたら、どちらにせよ行かなくてはいけないので、近くて便利なのですが、ただのヘルプだったりと何かと頻繁にプライベートを邪魔されてしまう危険性が潜んでいます。寮暮らしは、プライベートをしっかりと確保したいという方にはあまり向いていないと思います。

どんなタイプの寮が多い?

介護施設の職員寮は、ほとんどがお風呂やトイレ、キッチンなどが共用の学生寮や集合寮のような、いわゆる昔ながらの寮のようなタイプではありません。このお仕事に限らず、この昔ながらの寮は年々減ってきています。現在では多くの企業や会社がワンルームでトイレもお風呂も、キッチンも個々に付いています。と言っても、施設によってそれぞれ条件なども違ってきますので、就職する前にしっかりと確認をしてくださいね。

ほとんどの場合は一人暮らし用のワンルームですが、家族寮を用意しているところもあります。ワンルームよりも広めの2LDKや2DKほどお部屋で、家族で暮らしていくことが可能です。それでも賃貸マンションなどを借りるよりはかなりお得ですので、マイホームの購入を検討している方の節約にはぴったりだと思います。家族寮でお金を貯めて将来的にマイホームを建てると言う未来設計の一部ともなりますよね。

ワンルーム寮では集合寮よりもプライバシーは保たれます。しかし、一歩外に出てしまえば同じ建物の中は同じ職員ばかりです。どんなに頑張っても、賃貸マンションを借りているほどのプライバシーは守れません。会ったら挨拶やちょっとした会話は免れないのが実情です。そんな大したことないように思えることであっても、長く住んでいると嫌になってしまうこともありますので、その時はストレスを貯めてしまうよりは引っ越しを考えたほうが良いのではないでしょうか。仕事に支障が出てしまうよりは、他の方法を検討してください。

介護職の実情

介護の仕事をやっていると聞くと、きつくて大変な印象を受ける方が多いのではないでしょうか。確かに、実際その通りの一面もあります。自分の家族でもない利用者さんの食事介助や入浴介助、排せつ介助や移乗・移動介助、その他折り紙や体操などのレクリエーションなど、やらなければいけないことはたくさんです。利用者さんの全面的なサポートをしていく訳ですから、楽な仕事のはずがありません。

ではなぜ、この仕事を選ぶ人がいるのでしょうか。普通に考えたら、このようなきつい仕事は避けたいですよね。でもこの仕事をしている方のほとんどは、やりがいを感じているようです。例えば、利用者さんに頼ってもらっている、必要とされていると実感することのできるところや、家族の方や利用者さんにとても感謝されるところなど、様々な声を聞くことができました。ただきついだけではなく、その裏には仕事に誇りを持ち、大きなやりがいを感じることのできる素晴らしい仕事でもあるんですね。

ただし、やはりやりがいだけで続くようなお仕事ではないのも実情です。体を壊して泣く泣く辞めていった方の話も聞いたことがあります。この仕事を続けていくためにはやりがいというモチベーションとともに、自分の体を労わってあげることも大切なことです。普段は利用者さんの体調を一番に考えていなければいけないお仕事ですが、自分の体調管理をしっかりとしいくことも、結果的には利用者さんのためにもなるのではないでしょうか。

まとめ

介護関連の資格は多数あります。ただ、絶対にこの資格がなければ仕事ができないというような資格はありません。無資格で未経験でも始めることは可能です。そのような面から考えると、興味のある方には始めやすい仕事と言うことができると思います。研修制度を実施している施設も多いので、初心者にも優しい職場が多いです。

決して簡単な仕事ではありませんが、たくさんのやりがいや魅力もありますので、嫌な面ばかり見ずに、職選びの選択肢の一つとして考えてみてはいかがですか。

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