寮付き求人はいいことばかりじゃない?プライベートでのトラブル対策

仕事だけでなく住むところも一緒に見つけられ、毎月の出費もおさえられるため、寮付き求人を狙って探している方も多くいらっしゃいます。なんとなく、求人をチェックしていて、寮完備が気になっている方もいらっしゃるでしょう。お得で快適な生活ができそうです。しかし、本当にメリットだけなのでしょうか。同じ職場の人達と、プライベートも顔を合わせなくてはならないので、気疲れしてしまいそうです。共同生活でトラブルが起きてしまうのも心配です。よりよい寮生活を送るためのコツをお伝えします。

リアルな寮生活とは?

寮生活にどのようなイメージをお持ちでしょうか。学生の寮では、友達とわいわい過ごしたり、パーティーをしたり、仲間との濃い関係が生まれ楽しい生活という感じかもしれません。テラスハウスのように、一緒に食事をしたり、お酒を飲んだりして、集まりたいときにだけ集まる気楽な関係というイメージもあるかもしれません。体験したことのない共同生活には憧れもあるでしょう。

しかし、寮付き求人の場合学生でもなければ、多種多様な仕事をしている方が集まっているわけではありません。毎日同じ職場に通う同僚、先輩、上司などと一緒に寮生活を送るのです。初めて一人暮らしを始める方にとっては、顔見知りの人が近くに住んでいることで、一人の生活の不安、寂しさなどがないのが安心でしょう。寮で知り合いに顔を合わせたら、他愛もない話をすることもできますし、仕事や生活の悩み相談をすることもできます。

しかし、仕事の時間も、退勤したあとも、仕事仲間と顔を合わせるのはストレスに感じる場合があるかもしれません。単純に、引っ越し費用や家賃を抑えて節約するために、寮を選んだ方もいらっしゃるでしょう。食堂付きだと、さらに食費を節約できて、健康的な食事を毎日食べて元気に働くことができます。そうなるとさらに食事の時間も職場の人と一緒の時間ということになります。プライベートな時間が少なく、気疲れしてしまうかもしれません。

反対に、職場では厳しく、怖いと感じた先輩が、寮では優しく、仲が良くなれる可能性もあります。そして、それが職場での良好な人間関係につながります。寮生活とはどんなものなのか、メリットだけでなく、デメリットとなるような点についても考えた上で入居を検討するとよいでしょう。

寮のルールやマナー

寮は共同生活なので、場所によってのルールがあります。みんなが気持ちよく過ごせるために、きちんと守らなければなりません。しかし、会社の寮ではそんなに厳しく、堅苦しいルールはそんなにないところが多いです。ここでは、どんなルールがあるのか一例をご紹介します。

「決められた時間を守る」食堂がある場合は食事の時間に間に合わなければ、食べることができません。浴室、洗濯機などの共用スペースがある場合、使用できる時間が定められている場合もあります。清掃の時間帯は使えなかったり、深夜には大きな音の出る洗濯機の使用が禁止されていたりします。ルールを守れないと、みんなが使えなくなってしまうので注意しましょう。

「寮に無断で人を入れない」会社の寮なので、職場の人だけが入れる空間です。寮によって、入寮者以外は全く立ち入れない、ロビーでは家族や友人と面会できる、許可をもらえば家族や友人を宿泊させることができる、とルールは様々です。このルールは寮のセキュリティにも関わる問題なので、どのようなルールなのかしっかり確認しておきましょう。

「門限」が定められている寮もあります。これも不審者が侵入しないため、セキュリティ上の問題で定められていることが多いです。また、遅い時間まで出歩いていると次の日の仕事に支障が出てしまいます。事前に申告すれば門限以降にも帰れる、門限を越えてしまう場合は連絡する、などの細かいルールが定められている場合もあります。門限がある場合は、どのようなルールとなっているか把握しておきましょう。

以上のようなルールが定められている場合がありますので、しっかりと確認しておきましょう。知らなかった、では済まされません。また、ルール以外にも共同生活を送る上でのマナーにも気を付けて生活しましょう。同じ職場の人なので、顔を合わせたら挨拶する、会釈する、というのも基本的で、大切なことです。

相部屋の場合の注意点

寮のタイプは様々です。一番多いのが独身向けの個室です。ユニットバス、キッチンもついていて、寮といっても一人暮らしの部屋と変わりありません。通勤時や出かける際に廊下で職場の人に顔を合わせることがある程度で、プライベートが守られています。次に、ワンルームの個室ですが、トイレやキッチン、浴室、洗濯機などの一部、もしくは全てが共用であるタイプです。寝るとき、休むときには自分の部屋で一人の時間を過ごせます。しかし、共用部分も多く、毎日どこかで誰かに顔を合わせることになるでしょう。込み合う時間帯には順番待ちをしなければならない場合もあります。

そして、最もプライベートな時間が少なくなってしまうのが相部屋です。ルームメイトがいて、職場から帰っても一人の時間がありません。しかし、これは反対にメリットにもなります。初めての一人暮らしが不安、寂しいと感じる方にとって、仲間と一緒の生活は心強いです。話相手がいて、出勤時寝坊しそうになっても起こしてもらえます。

このような相部屋は相手との距離感、人間関係が大切になってきます。部屋に帰ったら、ルームメイトと話したい人もいれば、一人で静かに過ごしたい人もいます。電話やゲーム、音楽など音の出るものは相手を不快にさせてしまうかもしれません。整理整頓、掃除などに対する考え方も違うでしょう。相手はどのようなタイプの人なのかを知り、程よい距離感で接することが大切です。そして、相手に迷惑をかけないこと、不快にさせないことを常に心に留めて、自分の時間を過ごすとよいでしょう。実際には、寮に帰っても疲れていて寝るだけ、という感じになっていて、個室でも相部屋でも変わらないという声も聞きます。

プライベートを充実させるには

寮生活には様々なメリット、デメリットがあります。はじめは共同生活のストレスを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、神経質になりすぎずに、慣れていくことが大切です。家族と一緒にいるときのように、気を遣い過ぎずに生活し、人として最低限のマナーを守れれば、快適な生活が送れるはずです。

寮での生活ということで、親しくなった人とは濃い関係になれます。一緒に食事に行ったり、休日は遊びに出かけたり、旅行に行ったりする機会もできるでしょう。

プライベートでは、職場の人と関わりたくないという方でも大丈夫です。しっかりと自分の時間を確保することも可能です。挨拶をするといった、最低限のマナーを守って生活すれば、過度に関わらなくても、相手に悪い印象を与えることはありません。

まとめ

寮生活は実際に住んでみなければわからない、職場の人との関係性、様々なメリット、守らなければならないルールなどがあります。それは、その寮によって違います。寮付き求人では、どんな寮なのかも詳しく書いてあるので、しっかりチェックしておきましょう。トラブルで悩まないためにも、疑問がある場合は、事前に確認しておくとよいです。

仕事内容だけでなく、プライベートをどう送れるのかも考えた上で、勤務先を決めるとよいです。

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